約定手数料とは、注文していた株の売買が成立したときに、証券会社から課される手数料のこと。委託手数料とも言う。株を購入したとき、または株を売却したときに、それぞれ約定手数料がかかる。
株式取引が株式仲買人を介した電話注文の時代だった頃は、1注文1万円が相場だったが、インターネットの時代になると、ネット専業証券が勃興し、1注文500円~1500円と大きく引き下げられた。更には10万円未満の取引の場合は、委託手数料無料の松井証券のような証券会社も登場した。
インターネットで株取引がやりやすくなったのと、ネット証券の登場で委託手数料が低くなったこと、更には企業の業績が回復し、低迷していた株価が上昇トレンドに入ったことで、株式市場に大勢の個人投資家を呼び込み、2004年から2005年にかけて、バブル期に次ぐ株式ブームが起こった。
大手や中堅の証券会社は、今現在も手数料の相場は、ネット証券に比べると高い傾向にある。
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約定