指値・指値注文(さしね・さしねちゅうもん)

指値とは、株注文の方式の一種で、値段を指定して株を買う(あるいは売る)こと。

例えば現在値の株価が1000円の場合、指値950円で買い注文を出しておけば、株価が950円に下がり、かつ買い注文と同数以上の株数が売り出されていれば約定する。同じく、指値1100円で売り注文を出しておけば、株価が1100円に上がり、売り注文と同数以上の買い注文の株数があれば、注文が約定する。

売り手と買い手双方の株数が合わない場合は、一部の枚数のみ約定する。

指値は、相場が微妙な場合に、この値段なら買ってもいい(あるいは売ってもいい)という時に使える。地合が好調で一時的に大幅高になりそうな場合やS高を見越して指値で売り注文を出したり、地合が悪く一時的に大幅安になりそうな場合やS安を見越して指値で買い注文を出したりする戦法がある。

対義語

成行・成行注文