信用買い残を信用売り残で割った数値。この数値が1に近づくと、貸借倍率が改善されたという言い方をされ、株価が上がる可能性が大きい。
つまり、信用買い残が整理されて、将来の売り圧力がなくなったのと同時に、新規の信用買いを呼び込んで株価が上昇する期待があるからである。
1倍未満の場合は、信用買残よりも信用売残の方が大きいということになる。逆日歩がつきやすく、売り方を揺さぶるために仕手筋が介入して株価が釣り上がる場合がある。
貸借倍率が5倍ということは、信用買残が、信用売残の数の5倍あるということ。
関連語
信用売残
信用買残