ディフェンシブ銘柄・ディフェンシブ株

ディフェンシブとは英語で守りや防御の意味。その意味から派生して、相場が弱いときにも強い銘柄のことをディフェンシブ銘柄と言う。薬品株や電力株がその代表で、他にも食品株・鉄道株などがある。要するに我々の日常生活に欠かせない商品やサービス・インフラ関連の銘柄のこと。配当利回りの高い銘柄も、ディフェンシブ株となる。

ディフェンシブ銘柄への物色は、日経平均が弱いときに成されるので、地合が悪い時に騰がりやすい。例えば、武田薬品工業などは2006年上半期に、日経が下げているときに独歩高ということも度々あった。その代わり、日経が強いときには、相場が弱かったときに買われた分売られやすく、株価が下落する傾向にある。

ディフェンシブ株は持っていると頼もしいが、新興銘柄のように大きな値上がりは期待できない。だが相場全体が上昇トレンドに入っているときには、ゆっくりと時間をかけて株価は上がっていく。

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配当・配当金