宝泉院 – まほろば探訪 第62回
慶長5年(1600年)に起こった関ヶ原の前哨戦と言われる戦いは幾つかあるが、そのうちの一つに数え上げられるのが、伏見城の戦いだ。 慶長3年(1598年)、天下人豊臣秀吉が伏見城にて薨去、にわかに天下の情勢が慌ただしくなる […]
慶長5年(1600年)に起こった関ヶ原の前哨戦と言われる戦いは幾つかあるが、そのうちの一つに数え上げられるのが、伏見城の戦いだ。 慶長3年(1598年)、天下人豊臣秀吉が伏見城にて薨去、にわかに天下の情勢が慌ただしくなる […]
宝泉院の額縁庭園。ここで写真を撮るにはどのレンズが良いか、自分で撮った写真を見返してみたが、今になっても逡巡してしまう。まずどこから撮るかでレンズも変わってくる。初めて訪れた場所は大体この点で迷うものだ。今回は2度目だが […]
池や堀などに桜や紅葉が写っている写真、所謂リフレクション写真を綺麗に撮るにはどうしたら良いかとずいぶん以前に記事にしてあれこれ試行錯誤していた記憶がある。 風が吹くと水面がさざなみたつので、ISO感度を高くして速いシャッ […]
キヤノンイメージゲートウェイからメールが来たので目を通してみると、紅葉をより赤く撮る方法は?というハウツー記事更新の告知だった。気になったので早速リンクをクリックした。どう赤く撮るのか。何かのフィルターを使うのかピクチャ […]
京都紅葉日帰り旅行。今年は東寺の夜のライトアップも撮りたかったので三脚を持っていったが、当然荷物は減らしたい。インバウンド景気で外国人観光客が大勢京都に押し寄せているそうで、バスは満杯、渡月橋は渡りきるのに30分もかかる […]
風景写真を撮るときは余りISO感度を上げたくない。その理由はやはりノイズである。ノイズが写真の精細さを殺してしまう。ノイズ処理が施されると細かな描写が潰れてしまう。 しかし一日中撮影に出ていたら、ISO感度を上げて撮らな […]
観光名所で風景写真を撮るときは、まず全体をパンフォーカスで撮りたいと思う。昼間の景色にしても夜景にしてもパンフォーカスで全体にピントが合うようにカリカリに撮ることで、印象深い写真に仕上げることが出来る。もちろん開放F値1 […]
早朝から京都の嵐山に行ってきた。早朝と言っても着いたときには朝の8時を回っていた。6時過ぎに家を出たのだが、これなら始発で行けば良かったかなと少し後悔した。 しかしこの日の空はあいにくの曇り模様。天気予報では曇り時々晴れ […]
東寺を訪れるのは4回目。一番初めはおそらく最初で最後の世界遺産東寺でのコスプレイベント、後の2回は桜を愛でに来た。 この日は夜の紅葉ライトアップ。拝観料は1000円とややお高めだが紅葉は綺麗だった。嵐山方面を巡ってから1 […]
東寺に向かうには京都市営バスの「東寺東門口」で降りるのが徒歩1分で最も近いのだが、どういうわけか「東寺」でYahoo!路線図で検索してみると、最短距離のバス停が近鉄九条前になる。そこからだと7〜10分ほど歩かなければなら […]
埼玉県熊谷市で最高気温41℃を記録した日の前日に、伏見稲荷大社に行ってきた。前回行ったのは紅葉の時期だっただろうか。たしか伏見・宇治1DAYチケットを購入して、昼は伏見稲荷大社、夜は平等院鳳凰堂を撮りに行ったのだった。 […]
コスプレ撮影はここ5年ほどで数をこなしてきたのだけれど、ポートレート撮影というのはあまりやったことがない。とはいっても、コスプレも野外やシェアスタジオなどで行うので、ポートレート撮影と撮り方はそんなに違わないと思われる。 […]
この年になるまで桜の品種に詳しくなかった。急に桜に対する知識欲が芽生えてきたのは、桜を、大きい枠組みで捉え直せば風景写真を積極的に撮り始めてからだ。 普段我々が目にする桜はソメイヨシノというのを知った。名前くらいは聞いた […]
久しぶりにアドビのライトルームを触ってみた。ツイッターで#できるぞライトルームのハッシュタグが流れ来たので、お題にある新緑の写真をLightroomで今流行のカリッカリ風景写真にRAW現像して投稿してみたのだ。 いつもは […]
毎年桜の季節になると、コスプレ撮影の桜ロケに連日費やすのだけれど、去年あたりから桜の風景撮影にシフトしていき、今年は本格的に風景撮影の旅をすることとなった。せっかくなので今年の桜撮影旅行を振り返っていきたい。関西を中心と […]
びわこ花火大会を撮りに行こうと、どこで撮れば良いだろうと調べてみたら、ガーデンミュージアム比叡から撮影した花火写真が出てきた。ではそこへ行こうということで公式ホームページでアクセス方法を調べて、翌日だったか翌々日だったか […]
哲学の道とは何だろう。銀閣寺へと続く入り口あたりから、南へ長々と下り禅林寺(永観堂)までへと続く道だ。 春は桜の息吹に覆われ、5月は新緑に覆われる。秋には紅葉、冬は雪が積もれば雪化粧が見られる。禅林寺まで出てもう少し下れ […]
知恩院の桜を門の外から愛でた後に先へ進むと、円山公園に行き当たる。その先には八坂神社が隣接しており、更に先へ行くと高台寺、八坂の塔、清水寺へと抜ける一大観光スポットだ。 元々は八坂神社や他の寺院の敷地の一部であったが、明 […]
京都を舞台にしたドラマや時代劇でよく出てくるのが、なだらかな山を遠景に五重塔が見えるワンシーン。ここからのシーンは京都ですよ、と視聴者に示唆するかのように鐘の音と共に差し込まれる。 あの五重塔がどこの五重塔なのか、いまい […]
2017年春の昼間に訪れた二条城、夜にはプロジェクションマッピングが開催されていた。その日の夜は円山公園や東寺の方を訪れていたので、二条城に立ち寄る時間もなく、一日に二度訪れるのもなということで見送ったのだが、東寺の桜を […]
阪急電車四条河原町駅から市バスで清水寺へと向かう途中、車窓から必ず目に留まるのが赤い門構えの八坂神社だ。目的地は清水寺なので八坂神社の門はくぐらないのだが、清水寺から二言坂、高台寺へと向かえば、後はちょっと歩けばすぐに、 […]
東寺 – 教王護国寺。歴史を紐解くと、京都にあるこの古い寺院は、様々な歴史的事件に関わっていることが分かる。 1336年 足利尊氏が陣を敷き、後醍醐天皇側の新田義貞が東寺を攻撃。 1441年 嘉吉の徳政一揆。 […]
念願の金閣寺へ行ってきた。 鹿苑寺、通称金閣寺は時の権力者である足利義満が創建。元は西園寺公経の別荘で、荒れ果てていたのを義満が譲り受けて山荘北山殿を造営、邸宅とした。時に西暦1397年(応永4年)。まさに室町幕府の絶頂 […]
二条城と聞いてもどのような城だったか余りピンと来ないが、徳川慶喜が大政奉還について諸大名に諮問した城と聞けば、あぁあそこか、と納得する。教科書に載っている絵や、幕末が舞台のNHKの大河ドラマでもお馴染みのシーンの城だ。 […]
しとしとと春の小雨の降る中、高台寺へと続く石畳を歩く。京の都と呼ばれていた時代を彷彿とさせる道といえば、ここと清水寺参道が1、2を争うだろうか。ねねの道というらしい。ねねとは豊臣秀吉の正室ねねのこと。秀吉薨去後は落飾して […]
寺社仏閣では三脚や一脚の使用を禁止している場所が多い。昼間なら手持ちでの写真撮影に支障はないが、夜となると途端に難しくなる。 まず手持ち撮影となると、開放F値の小さい明るいレンズで、絞りを開放F値に設定。それだけでは明る […]
紅葉づいた山を背後にいただく宇治川を渡ると、巻物を手にしてきょとんと座している紫式部の石像が見える。なんでも紫式部が記した源氏物語の最後の十帖がここ宇治を舞台にしているとか。源氏物語といえば谷崎潤一郎が現代語で訳したもの […]
宇治伏見1DAYチケットを1ヶ月以上前に購入していたので、紅葉が終わる前になんとしても出かけなければいけなかったのだけれど、宇治も伏見もそんなに紅葉する場所があったっけと思い返し、のんびりとした気分で行くことにした。 お […]
清水寺の美しい景色を堪能して体に微熱がこもったまま就寝。翌日、微睡のなか余韻を駆って再び京都に向かう。一日チケットを買っていたので、鞍馬・貴船あたりを狙ってみたが、途上に今年の5月頃に訪れた瑠璃光院がある。今紅葉の真っ盛 […]
今年の紅葉は例年よりも早いらしく、既に見頃を過ぎた場所もあり、いい古都チケットやその他の一日乗車券を前もって購入していた筆者としては、急いで京都に行かなければならなかった。京都国立博物館で開催されていた国宝展の前売りチケ […]
去年辺りにTwitterかどこかで新緑を水面に反射した美しい写真を見て、是非行きたいと思っていた場所がある。京都の瑠璃光院。京都市街から少し離れた緑萌える場所にその寺はひっそりと佇んでいる。 5月の晴れやかな空と涼やかな […]
京都の太秦にある東映太秦映画村の魅力はなんと言っても、テレビドラマや映画で見る侍と同じ髷姿の役者を、直にこの目で見れることだろう。大手門をくぐればそこは異次元空間。袴姿に二本差しの威風堂々とした出で立ちの武士やお忍びの姫 […]