『勝利の女神:NIKKE』をプレイしてみた! – 可愛い女の子達の尻が揺れる爽快なシューティングゲーム

よく撮影しているレイヤーさんの最推し、バイパー。

いつも撮影しているコスプレイヤーさんに勧められてしばらくしてからソーシャルゲームの『ニケ 勝利の女神』を始めた。間が空いたのはアップルIDのパスワードを変更してからど忘れしていたからで、ようやくインストールしたわけだが、コレがなかなか面白い。

様々な銃を担いだ少女達がラプチャーと呼ばれる近未来的なロボットの敵を撃ちまくる単純なシューティングゲームなのだが、ゲームというのは単純であればあるほどハマりやすい。Nintendo Switchで昭和平成のファミコンゲームをプレイしていても感じることだ。

最近のゲームはボタン操作が複雑すぎてPS5もNintendo Switchも、長年出る度に買ってプレイし続けてきた『信長の野望』の新作でさえボタン操作が難解で30分プレイして放り投げてしまった程で、年を取れば取るほど複雑な操作に慣れないし、ゲーム自体に関心が無くなっていく。そもそもテレビも漫画もゲームも30代を過ぎると関心が薄れるのか脳の中の感動する部位が鈍ってくるのか、まず始めようとするのに小さく気合いを入れる必要がある。子供の頃はそうではなかった。一日中漫画を読んだりアニメを見たりファミコンをしたいという願望が強かったが、一日の時間が自由な今は、まるで逆行するかのように全くゲームをしなくなってしまった。ゲーム機やゲームソフトはたくさんあるというのに。年齢を重ねるに従い仕事や恋愛の面で可能性が狭くなって希望の灯火が乏しくなっていくというのもあるのだろう。

ソーシャルゲームで言えば1年ほど前はFGOにハマっていたのだが、最近はログインすることもなくなった。課金額で言うとトータルで1万円ほど。年始のお年玉福袋ガチャでお得にサーヴァントを集めていたが、欲しいサーヴァントがなかなか出ないというのと、ゲーム内のアニメーションが単純で動きが乏しく紙芝居のようだったので飽きてしまったというのもある。しかしながら多方面ではFateの10年以上前のフィギュアをまんだらけで購入したり、関連の同人誌などは度々購入してはいるのだが。

そんな風前の灯火のゲーム生活の中で、ニケにドップリとハマってしまった。

まずイラストが可愛い。そして尻が揺れる。ゲームがシンプル。

パスワードを確認入力するのを面倒くさがって、ゲームを教えられてからもなかなかインストールしなかったのだが、チェンソーマンとコラボしてマキマやパワーが手に入るというのがトリガーとなり、インストールしたらハマった。

シューティングゲームは単純なのだが、レベルアップや攻撃・防御・装備・銃の種類による敵に対する効果その他諸々のシステムなどが少々把握しづらい。チュートリアルを見ながら進めたが、文字通り読んだのではなくパパッと「見た」で何も分からないうちにドンドンゲームを進めていった。それでもなんとかなるのがハマりやすいのだろう。

そもそも初めてプレイするゲームの世界観やたくさんあるシステムを把握するのは面倒くさい。インターネットが発達して日々目まぐるしく更新される情報のプールにドップリと浸かっている現代人にはそんな悠長な時間は無い。ネットがなかった時代とは時間の流れ方が異なっているのだ。時計など無く太陽の昇り降りと共に生活していた中世の牧歌的な仕事生活から、近代に入って綿密に時間管理される工場その他の労働を強いられ生活スタイルが一変したように。目まぐるしい近代化の時代に生きていながら時の権力者山県有朋は中世の働き方をしている時間管理にゆとりのある植木職人と、厳格に時間管理された工場労働者を重ね合わせて労働者の労働時間規制・権利向上のための法案成立を腐していたのだから、権力者というのは常に実態を知らず自分に都合の良いように話を逸らし、真理から目を背けたがる。自分の庭を整える植木職人は目にしていたが、工場労働者の生活など見たことなかったのではないか。

現代の政治家達にもどこか通じるところがある。少子化問題にしても当事者である若い国民の間では既に自明のことを少子化担当大臣が「ひょっとして少子化が進んでいる原因は・・・」などとようやく気づくという有り様なのだから。それがもう15年前のことなのだから、一体この15年間国はなぜ手をこまねいて少子化対策に打ち込まなかったのか。そもそも少子化になる事やその問題は30年くらい前から統計と予測で充分認識されていたことだったのに、どことなく戦前の中国戦線と似た「まぁなんとかなるだろう」という場当たり感と先見のなさ、それに加えて当事者意識の欠落が及ぼした当然の帰結が、先般報道各社が一斉にニュースとして報じた出生数80万人割れであろう。無責任な発言を繰り返している年寄りの政治家などさっさと引退してしまえば良いと思うが、若く財産に恵まれた二世三世議員ですらこの体たらくなのだから、この国が30年間他国と比べ賃金も上がらず衰退していったのも頷ける。

生活時間の刻みが太陽から時計、時計から新聞のテレビ欄にゆるりと変わり、21世紀に入ってからインターネットに取って代わられ、時計代わりに使っていたテレビ離れが進み再び時間配分に自由が与えられたが、自由であればあるほどどのように時間を使えば良いのか分からなくなる。何をしてもいい、何もない自由なスタジオ空間に放り込まれて「撮り方はあなた次第」と丸投げされた状態でコスプレ写真を撮るのに実に頭を捻らせ働かせなければならないのと同じように。

話が大幅に逸れてしまった。『ニケ』の可愛い女の子達のレベルアップに必死になっていたここ1〜2週間ほど。ゲームを進めていく内に、トップレベルの5人の中で一番低いレベルの女の子に合わせて、他の少女達のレベルもシンクロできる機能が加わり、一体あれだけ水色の物資を使ってレベルアップしたのは何だったのだろうと。それを知っていれば、初めからお気に入りの女の子5人を選んでその子達だけレベルアップしておけば良かったものをと後悔した。

当初の推し、ボリューム。クリックすると股をガバッと開く大胆な動きが目を惹きつける。

しかしながらガチャを回す度に可愛い子が次から次へと追加されるから、5人お気に入りを選ぶのは難しいところがある。ソシャゲでガチャと言えばどのゲームも共通して青いジュエルを買う必要があるが、ニケではまだ数百円しか使っていない。ニケの課金システムの上手いところは、数千円を使わせるのではなく、180円とか少額で買えるアイテムセットを時間限定でポップアップ通知させている点だ。コレはお得で安いと釣られて1度課金してしまった。

先日撮影してきた他の女性にもアフターの際にニケを勧めてみると、「結構課金する必要ある?」と聞かれたので、やはり皆そこが気になるのだろう。課金しなくても欲しいキャラは出てきたし、根気よくゲームを進めていけばレベルも100越えることが出来る。繰り返しのやりこみ要素もそこまで強くないのではないか。

という事で、これから先『勝利の女神:NIKKE』関連の漫画や同人誌、コスプレ写真、イラスト集、設定資料集、グッズ、フィギュアなどが飽きないうちにたくさん出てくれたら良いなぁと願う次第である。ストーリーもレベルアップを優先してしまい結構斜め読みしている状態だったので。最近はじっくりとしかし素早く読んでいる。ベスティーが少し病んでいて健気で可愛い。

最新の推し、ベスティー。
大きくなった!