コスプレ写真のレタッチにも最適!?Photoshopの歪みツールが大幅強化!

進化したPhotoshopの歪みツール。顔のパーツをパラメータで調整できる。
進化したPhotoshopの歪みツール。顔のパーツをパラメータで調整できる。

インターネット時代の今、誰もが自分たちで撮った写真を、TwitterやフェイスブックなどのSNSに気軽に上げるようになった。それに伴い肖像権や著作権などの問題も生じてきているのだが、コスプレイヤーにとってのもう一つの問題は、歪みツールを使ったレタッチだ。

コスプレイヤーに歪みツールは必須とされている。一昔前のコスプレ写真には、歪みツールで自分の顔や体に修正を施すことはあまりなかったように思う。しかし昨今はコスプレ写真にクオリティが求められる時代だ。他人の目だけではない。自分自身が好きなキャラに極力似せたいという内なる欲求のために、Photoshopの歪みツールを施して顔や体のラインを修正するのが常識となりつつある。

このコスプレ界の流行に追随するかのように、Photoshopの歪みツールが大幅に強化された。何と顔や目、鼻、口、顔の形状を自動的に認識して、目や鼻の大きさや高さ、幅、傾き、間隔などをスライダーを使って細かく、しかも簡単に修正できる機能が備わったのだ。

歪みツールの顔立ち調整機能に用意されている豊富なパラメータ
歪みツールの顔立ち調整機能に用意されている豊富なパラメータ

今まで歪みツール内の凹みツールを使っていたのだけれど、初心者には難しい。Photoshopの新機能なら、簡単に顔を整形できそうだ。

しかし問題がある。この新機能、パソコンのグラフィックプロセッサーが検出されないと使えないのだ。メニューがグレーアウト状態になっているのは、グラフィックプロセッサーが検出されず使用できない為。

歪みツールを立ち上げると、グラフィックプロセッサーをオンにしないと一部機能が使えない旨の警告が出る。
歪みツールを立ち上げると、グラフィックプロセッサーをオンにしないと一部機能が使えない旨の警告が出る。
メニューの「編集」 > 「環境設定」 > 「パフォーマンス」を選ぶ。
メニューの「編集」 > 「環境設定」 > 「パフォーマンス」を選ぶ。
グラフィックプロセッサーが検出されず、グレーアウトに。
グラフィックプロセッサーが検出されず、グレーアウトに。

adobeのサイトにはVRAMが526MB以上なければ使用できないと記載されている。VRAMって何だ?と自分のデスクトップパソコンのスペックを調べてみたが、そういった記載は一切無い。

Intel(R) Driver Update Utility 2.7をインストールして、検出されたドライバのアップデートも行ってみたが、歪みツール顔検出機能のグレーアウト表示は変わらず。

解決策の一例がフォーラムに記載されていたが、うちのパソコンにはそんな「AMD FirePro」とかいう名称のアプリが入っているのかどうかすら分からない。グラフィックプロセッサーの名称らしいから、うちのパソコンに入っているインテル® HD グラフィックスのドライバを1度アンインストールして再インストールすれば良いのか?そんなことしてパソコン動かなくなったらどうしよう。そもそもうちのパソコンのグラフィックプロセッサー、VRAMが528MBもないのかも知れない。

あーいっそiMacに買い換えたい。ヨドバシカメラで分割支払い金利実質無料キャンペーンやってくれないかなと待ち望む日々だ。