大混雑のコスプレイベントで無関係の人達の写り込みを防ぐ10の方法

背景に関係の無い人が写り込まないようにする方法。

2019年の太秦上洛祭は11月の土日に2日間開催され、初日は夜までイベントがあった。東映太秦映画村で夜撮影が出来るのは1年にこの日だけなので、大勢のコスプレイヤー達が日本中から参加しており、イベント主催の公式Twitterによると、1000人の大入りだったという。1000人と言えばかつて大阪ATCのコスプレイベントが同じほど多くのコスプレイヤーを集めていた事が語り草となっているが、その混雑をあの入り組んだ時代劇セットの場で体験したことになる。

実際に日中の撮影でも、恐竜のいる池と柳のスペースの前を通りかかると、四方のそこかしこにコスプレイヤー達が撮影に興じていて、蟻の入る隙間もないとまでは言わないまでも、いつものイベントと比べると「ちょっとここ失礼します」と入り混む余地がないほどに混雑していた。撮る場所探しに苦労した1日だった。

このような混雑するイベントではいかに他の関係の無い人達を写り込ませないようにコスプレ写真を撮るかが重要となってくる。後からPhotoshopを使って不要なものを消せないこともないが、手間がかかるし、複雑な箇所で人物だけ消すとなるとPhotoshopの性能にも限界があるので、不自然な描写になり写真が損なわれてしまう。

今回の記事では、背景に関係の無い他の人達を写り込ませない方法を、映画村での撮影体験を振り返りながら検証していきたい。(全文:2,500字)

今回の撮影で使用したレンズ