etoile studio

屋内で自然光を生かして神々しい写真を撮る方法 – ISO感度を上げて撮るとき#17

自然光のみで神々しく撮る。
自然光のみで神々しく撮る。

旧京都府庁舎本館の正庁と呼ばれる部屋で撮る事になった。赤い絨毯が敷かれていて、窓には重々しいカーテンが掛かっており荘厳な部屋だ。

5年くらい前に同じ場所で撮ったことがあるが、どうも上手くいかなかった。その頃は確かプログラムモードか絞り優先AEモードで撮影していた記憶がある。逆光撮影で露出補正でも明るさが足りなかったせいだろうか。とにかくコスプレを撮り始めた頃で、光の明暗が極端な場所では上手く撮れない時もあった。逆光でピントが合わせづらいせいだったからかもしれない。

直前までちょうどソフトボックスで撮っていたのでそのままストロボを使って撮影してみたが、フラットな描写になりせっかくのロケーションが損なわれてしまった。後からRAW現像で色温度を暖かみのある設定にしたらそこそこ良い雰囲気にはなった。オートホワイトバランスで色味がやや冷たくなったせいかもしれないが、温かい色味にしてもまるで窓のないスタジオで自然光が入らない偽物の窓を背景に撮ったような写真になるのがストロボの難点だ。そういう場合はたいていストロボを窓のカーテンの後ろに置いて光らせて自然光を演出してまるで本物の部屋で撮ったように見せかけるのだが、せっかくの旧京都府庁なので、ストロボ無しで撮ってみることにしたら上手くいった。

神々しい感じで撮れた。後日自然光が入るスタジオでも撮ることになったのだが、そこでもカメラの設定を明るめにして撮るとストロボ無しでも綺麗に撮れる。

55mm | F1.4 | 1/200s | ISO800
55mm | F1.4 | 1/200s | ISO800

カメラの設定はF1.4、シャッタースピード1/200秒、ISO感度800。焦点距離55mm。

やはり明るい設定にしないと人物が明るくならないので、開放F1.4で撮影した。シャッタースピードは手ブレしないセオリー1/焦点距離 x 2。ISO感度は800に上げて十分な明るさを撮った。ISO感度を上げることを恐れてはいけない。