2ヶ月ぶりの撮影! – テンポの良い撮影の為のレンズ選び

2ヶ月ぶりに楽しく撮影する事が出来た。

約2ヶ月ぶりのコスプレ撮影。場所はハコスタジアム大阪。5月25日に緊急事態宣言が解除され、大阪・兵庫の新規感染者数もゼロが続く中で、そろそろ気持ちに余裕が芽生えてきたのか6月以降の撮影依頼がポツポツと入り始めている。この撮影の日の1週間ほど前に別のレイヤーさんとコスプレイベントやポートレート撮影の予定を立てていたのだが、イベントはやはり宣言が解除されたとはいえ大事を取って中止、ポートレートの方は大雨で流れた。

という事で記念すべき撮影再開の初日は7年前からの長い付き合いとなるレイヤーさん。約1年ぶりの撮影という事で、積もる話も盛りだくさんで撮影を楽しむ事が出来た。少し早めのお誕生日プレゼントも頂いた。

ハコアム大阪は自然光が入る場所がほとんどないスタジオなので、換気が出来ているのか気になったが、意外な場所にある窓や非常口がうっすらと開けられており、また平日で、宣言が解除されてからまだ日も浅く予定も立てづらいのか人が極端に少なかったために、特に心配する必要もなく利用できた。今現在どの店に行っても見られる透明のビニールシートが受付カウンターに垂れ下がっており、入場時にはこめかみ近くで体温を測られ、各階に消毒液が置かれていて、スタッフはマスクを付け、2時間おきに手洗いうがいをし、ドアノブもこまめに清掃していると書かれていたので、対策は徹底しているようだ。

現状ではどこの店でもそうだが、ここも営業終了時間が通常よりも2時間短縮されており、18時までに退出しなければならなかった。不満といえばこの点くらいだろう。その分チケット代は数百円安くなっているが、三着の撮影だったので、ややハイペースで、最後の40分間はバタバタしてしまった。また7階のハコプラスは営業休止中で休憩スペースとなっていた。お湯はポットに用意されているのでカップ麺などを近くのローソンで買えば食事を取る事が出来る。

2ヶ月以上撮影が空いていたので、前日の準備段階で、重要な機材を忘れないか、撮り方を忘れていないかが心配だった。トランスミッターは言うに及ばず、ハコアム大阪で女子キャラを撮るのに最適なストロボ数やレンズ、その他細々としたライティングの備品など、本当にこれで必要な物は全部揃っているのか一抹の不安がよぎったが問題なかったようだ。

ストロボといえば、ワイヤレスの設定方法に一瞬迷ってしまった。しかし余り頭で考えず指で適当にいろんなボタンを押していたら勘が戻ってきてなんとか繫がった。

というわけで久々にカメラレンズの詰まったカメラバッグとライティング機材の詰まったショルダーバッグを担いで1時間ほど掛けて出向いたわけだが、体は不思議と重たい荷物に慣れていて苦ではなかった。カメラも最初は手にズッシリと来たがこれも慣れていった。

ということで今回はハコアム8階に新しく出来たパステルブースでの撮影を振り返っていきたい。(全文:4,400字)

今回の撮影で使用したレンズ