曇りの日の撮影のメリットとデメリット

いつも撮っているレイヤーさんから連絡が来て、窓の外の風が強くて木がざわついているという。ちょうど朝食をとって着替えようかとしていた所だったので玄関の外に出てみたが、それほど風が強いとは感じられない。彼女は大阪に住んでいて僕は神戸に住んでいるので、電車にしておよそ40分程度の距離だがおそらく大阪は天気が違うのだろうとヤフー天気で確認してみたら強風注意報が点灯していた。

その注意報は三十分後くらいにもう一度確認してみると消えたのだが、どちらにしても風が強いとロールレフは飛んでいってしまって危ないし、ソフトボックスは倒れてスピードリングアダプタが変形したり最悪の場合ストロボが壊れてしまう。これまでにも野外で2度派手に倒したことがあり、1度目はなんとか無事だったが、2度目で運悪く外装が破損した。

強風に関しては、以前泉佐野市のりんくう公園で撮影した際に台風の過ぎ去った翌日と、風が強い日の二度経験したが、とにかくウィッグは乱れまくるし、ロールレフは支えきれないほどに凧のように飛んでいきそうになるしでその危険は重々承知していた。

またストロボの内の1灯が遂にお亡くなりになり、春に外装が壊れた製品と合わせて計2灯を翌日修理に出す予定だったので、これ以上ストロボが強風のせいで壊れるのは御免被りたいという事、また曇りの日は太陽が出ている日と比べて良い写真が撮りづらいことが容易に想像できたので、この日の予定は双方の思惑が合致して日延べすることにした。

今回は曇りの日の撮影のメリットとデメリットを検証していきたい。