トリッキーな方法で撮る!

時にはトリッキーな撮影方法で

3ヶ月ぶりのコスプレ活動というレイヤーさんと、大阪メトロ御堂筋線大国町駅すぐのハコスタジアム大阪で撮影。場所は8階の祭壇ゴシック。黒壁にたくさんの宗教画のレプリカ、黒いオーガンジーに、蝋燭やランプが置かれている。

緊急事態宣言が開けてから2度目の撮影、しかも100回以上は来ているであろうアミューズメントスタジオでの撮影という事で、また付き合いの長いレイヤーさんだったので、終始気楽に撮影を進めていく事が出来た。2ヶ月以上も撮影期間が空くと腕や勘が鈍るのでは無いかとも思われたが杞憂だった。前回は3着だったが今回は2着なので、18時までの営業時間短縮中ではあったが、時間的余裕があり、また時間が短い分だけ、体が楽でもあった。

キャラクターの身長は190cmあると聞いて随分長身だと感じた。バスケットボール選手くらいはある。そういえば数年前に亡くなった英国のカリスマ俳優クリストファー・リーが身長193cmほどありその長身故最初の頃は役に恵まれなかったが、長身を生かしたフランケンシュタイン役が大当たりして、続くドラキュラ伯爵では吸血鬼のイメージを固定化しカリスマとなった。奇祭を描いた『ミッドサマー』という映画が半年ほど前にTwitter上を賑わせていたが、着想を得たと言われている同系統の映画『ウィッカーマン』(1973)に、キーパーソンとしてクリストファー・リーが出演している。

今回の写真には様々なトリックが仕掛けられている。ひとつずつ種明かししていきたい。(全文:5,300字)

今回の撮影で使用したレンズ