ハコアム大阪5階にあるアリスインワンダールームはなかなか撮りづらい場所でその理由はと問われるとどう答えて良いか難しいところがあるが、一言で言えば様々な物語が詰まっており、どの物語を選ぶか、撮影者を試すスペースであるとも言えるだろう。

撮影者を試すという事は、与えられた条件下で撮影者が頭をフル回転させてどのように撮るかを考えなければならないという事だ。頭をフル回転させるには空腹であったり疲労が溜まっていたりしては難しいから、昼食や休息をしっかりと取っておく必要がある。

というわけで前回に引き続きアリスインワンダールームでの撮影を振り返っていきたい。背景を暈かさずに撮った理由や、キヤノンの白飛び防止機能である高輝度側・階調優先の是非、ハコアム大阪で撮影するのに便利なレンズなどを解説していく。（全文：3,100字）

今回の撮影で使用したレンズ