スタジオで光と影を生かして撮る方法

窓からの光を活かして撮る。

JR東淀川駅徒歩30秒の所にある白スタ・オオサカでの撮影は3度目となる。1度目はセーラームーン、2度目は艦これ。一棟の雑居ビルに3つスタジオが入っているが、この日はまだ使ったことのない北欧風のお洒落な部屋での撮影となった。

前回撮影が終わってからスタジオの外に出ると夕暮れ空がとても綺麗だったことを覚えている。写真に残そうかと思ったのだが撮影が終わりクタクタになっていたので、担いでいるバッグ2つを下ろしてカメラを取り出しレンズを着けてという一連の作業が煩わしく感じたので断念した。結局スマホで撮っただろうか。

この日は外に出ると既に暗い夜空となっていた。午後4時からの撮影で午前中は随分のんびりと過ごしてから、近くの店でケーキを買って、電車1本でのんびりとスタジオのある最寄り駅へと向かった。車内で電子書籍でも読みながらゆったりと過ごすつもりが、乗る電車を間違えていることに気づいた。新大阪の方ではなく東大阪の方へと向かう電車に乗ってしまったのだ。尼崎の駅でなんとか乗り換えて事なきを得た。

大阪駅から新大阪駅へ一駅越えると途端に運賃が高くなるイメージがある。格安チケットショップで少しでも電車代を浮かそうと割引切符を購入しようとしたのだが、どういうわけかむしろ高くなってしまうという事だった。

ところが今調べてみると、大阪駅までと新大阪駅までで、そんなに料金は変わらない。そもそもJR自体が他の私鉄と比べると、神戸から大阪まで出るのに100円程高い。阪神の衛星都市に住んでいる恩恵として、梅田に出るにも難波に出るにも三宮に出るにも電車賃が安いという点が上げられるが、JRに関しては遠い遠い姫路までは私鉄を使うのとそう運賃は変わらないのに、大阪に出るのに限って高いのはなぜなのか。

そんなJRも消費税が10%になった折りに値上げしたが、他の私鉄も10円程値上がりした。

白スタ・オオサカのAスタジオ、このスタジオはどこでも自然光が入るイメージがあるが、夕方からの撮影となり夕日が差し込んだので自然光での撮影を活かした。その時の模様を見ていきたい。壁に投げかけられた影を強調する方法も付随的に掲載している。
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