2017年の桜開花日と満開日 – 関西各地で撮影した桜写真を基に、撮影に適した日を探る

桜の満開の日にちを、過去のデータから見極める。

今年も桜の季節が近づいてきた。2020年は暖冬だったこともあり例年より早めの開花となるみたいだ。大阪では3月19日に開花という予想が出ていたのでビックリした。

桜の季節になるといつも迷うのが撮影の日程だ。風景写真なら自分だけのことなので融通が利くが、ポートレートやコスプレ撮影となると、相手の日程とも併せなければならないから、満開の時期に合わせて日にちを決めるのが難しい。特にコスプレ撮影は通常数ヶ月前から予定を組むことがザラにあるので、桜の開花が例年より早かったり遅かったりすると、リスケジュールする必要があるし、最悪の場合桜がほとんど咲いていない冷たい枝状態を背景にして撮る事になる。

数ヶ月前から組んだスケジュールでなくとも、1ヶ月前などでもやはり例年の開花の時期に合わせてスケジュールを組むと、いざ桜撮影となったときに花の付いていない枝と一緒に撮る事になる。過去にそういう撮影が何度かあった。

桜の開花予想は出るが、開花から満開まで果たしてどれくらいの期間を要するのか、毎年の事ながら分かりづらいところがある。ということで今回は2017年に実際に関西で撮影した桜写真を、撮影日とその年の開花日/満開日を併せて掲載しつつ、実際に満開日前後ではどのように撮れるのか、またその前後数日ではどれほどの咲き具合なのか、写真に撮るとどれほど写り映えするのかなどを探っていこうと思う。(全文:2,100字 / 掲載写真:130枚)