エヴァ新幹線ラストランの一日前に撮りに行ってきた。この日は午後からリバーモールの方でコスプレ撮影の予定があり、一方エヴァ新幹線の方は確か11時43分頃に到着なので、スケジュール的にはギリギリ。コスプレ撮影機材一式担いで新幹線を撮った後にリバーモールに直行しようかと思ったが、邪魔になるし重すぎるので、なるべく軽装になるような荷物で出かけた。
しかし動画も同時に撮りたいという事で、Canon 1DXと5DsRの2台、それにCanon EF400mm F5.6 L USMを持って出かけた。確か土曜日の休日だったので、親子連れが多かった。ちびっ子達がいっぱいいた。時々JRの職員のおじさんがどこからともなく現れて、ちびっ子達に話しかけ、シールか何かをプレゼントしていた。
エヴァ新幹線がやってくるわけだが、どうもシンカリオンという新幹線をテーマにした子供向けのアニメにエヴァ新幹線が登場したそうだ。TwitterのTLに一部シーンが流れてきたのを見たのだが、高橋洋子の『残酷な天使のテーゼ』のテーマソングと共にエヴァ新幹線が光を帯びながら颯爽と登場する。それでちびっ子達にも人気なのか。どこまでも裾野が広まっていく作品だ。元々は青年以上を対象にしたアニメで内容も暗く深く心を抉るような作品だったが、最近はずいぶんライト層にまで広まったものだ。
初めは岡山方面から来るエヴァ新幹線を南側のホームから狙った。どうしても撮りたい絵があったのだが、やはり予想通り無理だった。
一時間後くらい後に折り返しで新大阪方面からやってくるエヴァ新幹線の撮影を本命と据えていた。ホームに入るエヴァ新幹線の車体を長ーく撮りたかったのだ。長〜く、長〜〜〜く。
直近で二日ほど撮ったのだが、どうしても満足行く写真が撮れなかったので、いよいよラストランの一日前に来たのだが、こんなに親子連れで多いなら、平日の時に、それももっと早めの日程で撮りに来ていればよかった。
さてホームを見るとカメラマンもたくさんいる。一眼カメラ勢もいれば、コンデジ勢もいる。三脚をホームに立てている人もいる。ん?三脚???ホームに三脚は禁止ではなかったのか???案の定女性の駅員に注意されて引っ込めていた。なるほど撮り鉄の現場とはこういうものかとちょっと空気を味わえた気分だった。
小さい子供がエヴァ新幹線がよく見える位置目指してホームをちょこまかと走るから危なっかしい。こういう場合、ぶつかったり足が引っかかって転んでしまったら、だいたい大人の責任になるし、周りから大人の側が厳しい目で見られることになるから注意しなければならない。だいたい幼稚園児くらいの子供は背が低いから大人の視界から見えないこともしばしばで、突然足下に現れたりするから危なっかしいのだ。やっぱりもっと前の平日に来ていればよかった。
ようやくやって来たので撮っていった。撮りたい絵が撮れて満足。
何でこんなに感想が短いかっていったら撮影から2ヶ月以上経っているので、余り覚えていない。いや大体感想なんてそういうものだろう。写真を見返してみて、熱い溜息をつく。それだけで良いではないか。余りだっらだら長ったらしく語ったら逆に嘘くさくなってくる。小泉元首相だって大相撲の表彰式で短くこう叫んだではないか。「感動した!」と。アレはアレで『ホンマにそう思ってるんかい』と当時は感じたものだが。
この後は、記念にエヴァ新幹線のお弁当を買って、リバーモールで食べた。正直魚介類は臭みが苦手なので、イクラと鮭だっただろうか、イクラが苦手なので我慢しながら食べたが、もしまたエヴァ新幹線が就航する折には、ミサトさんが奢り損ねたステーキ弁当にして欲しいと思ったりしたのだった。わあい。
なんだかんだ言っときながら、エヴァンゲリオン弁当の写真を4枚載せるほどには興味がある。あとグッズなどもJR新神戸駅で売っていたので5000円分程買った。各キャラクターのキーホルダーのようなものとクッション型スマホスタンド。この後はラブライブ!などのコスプレを撮ったりして充実した一日だった。