照準器を使ったカワセミ撮影、大きく撮るか小さく撮るか

可愛いカワセミ。

カワセミ関連の記事は、撮影方法の答えがほぼ導き出せたので前回で一端終了する予定だったのだが、毎日撮りに行って良い写真が撮れると記事にしたくなるもの。また色々と新しい気づきがあったので記事にしていきたい。

今日も朝からカワセミの出没地へと向かった。歩いてカワセミがいつも餌場にしている場所を探すわけだが、つい先刻まで雨が降っていたせいだろうか、いつもいる場所にカワセミがいない。

諦めて先へ進むと背後からピ〜〜〜、ピィ〜〜〜〜と鋭くも微弱な鳥の鳴き声が聞こえる。振り返って餌場を見ると、そこにカワセミが泊まっているではないか。呼び止められたのか、顔を覚えられているのか、撮られたがりなのか。

そういえば前にも似たようなことがあった。別の場所で雌のカワセミが餌場にしている周辺をグルグルと歩いていたのだが、道の先を見ると犬の糞が踏まれた跡があることに気づく。筆者はその手のことは結構気にするタイプの人間で、自分が踏んだのではないかと靴の裏と糞の靴跡が一致していないか丹念に見返すこと1分弱、やれやれと安心してふと顔を上げると、雌のカワセミが茂みから飛んできて目の前の枝に泊まったではないか。

そんな幸運に恵まれることが何度もあるのでカワセミ撮影は楽しい。今回は照準器を使ったカワセミ撮影記録について綴っていきたい。(全文:3,000字 / 掲載写真:40枚)

今回の撮影で使用した機材

ホビーズ フォトサイトシリーズ Kingfisher(キングフィッシャー)2