手柄山中央公園でコスプレを撮る際に利便性の高いレンズ

手柄山中央公園のお城型の展望台。

姫路駅の1つ手前にある手柄山中央公園にコスプレを撮りに行ってきた。この場所は確か2回目の訪問で、1度目は8年くらい前だっただろうか。その時はコスプレイベントで赴いたが、今回はイベントも何もない通常日で、レイヤーさん達が自分たちで更衣室を借りて、公園で撮影という段取り。

山陽姫路駅の一歩手前にある手柄駅から徒歩10分。神戸から姫路までは1時間半程度かかっただろうか、東の大阪鶴見緑地公園に行くのとそう大して時間は変わらないのだが、どういうわけか西の姫路に行くとなるとじっと電車に座っていても距離感がある。特急に乗り、途中から普通電車に乗り変えて手柄駅まで向かう、途中別の線に乗り換えで歩くということもないので重い荷物を担いでいる筆者としては楽なのではあるが、時間が長く感じられた。一昔前に姫路セントラルパークの自虐的な広告が車内に掲載されていたが、やはり同じような文言だった。遠く感じるけど実際にかかる時間はそうでもないと。

手柄駅は簡素な造りで、自動販売機は置いておらず屋根付きベンチがぽつねんとあり、改札はちゃんと設置されてあるが1つだけで、駅を出るのに踏切を1度渡る必要があった。さすがにトイレはあったので済ませてから現地へと向かったが、10月中旬というのに夏のような暑さ。この日の最高気温は27度だそうだ。

手柄山中央公園の周囲にはJoshinがあり、途上には、かまぼこでお馴染みのヤマサのビルもあった。ただ都会と比べると空は広く、どことなく田舎の雰囲気が漂う。

久しぶりすぎてどのような機材構成で行こうか迷ったが、いつものレンズを持っていった。しかしながらあのレンズもこのレンズも持ってくれば良かったと思うようなシーンに何度か出くわす事になった。

今回は手柄山中央公園で人物を撮るときに便利なレンズを解説していきたい。(全文:4,400字)

今回の撮影で使用したカメラ