GO TO トラベル中止騒動 – チケットのキャンセルとキャンセル代、返金対応などについて

コロナ禍再燃で利用者も政府も翻弄されたGO TO トラベル。

2020年12月19日に開催される東京タワーのコスプレイベントに行く予定だったのだが、撮影する予定だったレイヤーさんが直前でインフルエンザに罹患したために、他のレイヤーさんを探すことになり、結局見つからなかったというのと、コロナ第三波の襲来がマスコミで慌ただしく取り上げられたことで、不安も増大したので、コスイベだけでなく、併せて予定していて2泊3日の東京旅行も中止することにした。

GO TO キャンペーンを利用していたので、JR+宿泊で約60,000円のところ、30%割引の38,000円、地域クーポン券が8,000円という組み合わせだった。政府の発表したGOTOトラベルの一時中止がまず検討に入ったというニュースに触れ、その次の日くらいに正式発表となったので、ギリギリの対応を迫られ、またこの時点では相手のレイヤーさんはまだ参加可能の状態だったので、中止になった際には、割引は効かなくなるのか、そもそもホテルに泊まれなくなるのかなど、不安が錯綜した。

結果的には予約を入れたのが11月中旬で、出発日もGOTOトラベル対象で、返金対応も可能である事が分かった。

コスプレイベントの方は返金対応が可能となる日の直前まで相手を探していたが、東京の感染者数1日800人超えのニュースに触れ、どうもやる気が起きなくなっていった。筆者が罹患して家庭内感染となると家族全員が恐らく死ぬので、やはり大事を取ってキャンセルすることにした。

ただしサイトでのボタンを押すだけのキャンセル手続きの他に、JRのみどりの窓口に赴いて、手元にある新幹線の往復券の座席をキャンセルする手続きが必要だった。

旅行全体の予約は出発日の前日までにキャンセルしなければならないが、JRの新幹線の往復券は新幹線の発車時間前までにキャンセルする必要がある。どちらにしても時間的余裕を持って前日までにみどりの窓口で手続きした方が良い。という事で前日に最寄りのみどりの窓口へ赴いて手続きを進めた。向こうも既に把握していたようで手続き事態はスムーズにいったが、処理に5分くらい待たされただろうか。結構長い印象を受けた。

新幹線のチケットはそのままボッシュートされるのかと思ったが、印鑑を押されて戻ってきた。座席がキャンセルされたことを示すこの往復券を、宿泊券と一緒に日本旅行に郵便で返送しなければならないのだが、郵便事故で紛失すると補償のない発送方法では返金対応して貰えないので、現金書留かゆうパックで送ることとなった。

ゆうぱっくはそこそこ高いので、400円程度で済む現金書留で送ることにした。たかだか300円程度の差額だが、どちらも同じ程度の手間なので良しとしよう。

19日の出発日ならGOTOトラベルの対象で、地域クーポン券も出るから、東京旅行に切り替えて出発しようかとも考えたが、余り綿密に計画を立てておらずに2泊3日で予約したので1日空いた分をどこで過ごせば良いか思いつかず、また東京のコロナの感染者数が1日800人を超えたというニュースもあり、冬という事で、春と夏の感染拡大の時とは違い免疫力が下がって、コロナに感染しやすいのではないかという危惧から、旅行もキャンセルすることにした。

ニュースによると、GOTOトラベルの割引停止が決まってから初の週末の主要駅の人手は6割増しだそうで、果たして旅行を中止にしたことが良かったのか悪かったのか、家に引きこもって日々テレビやネットで触れている情報と、久々に外に出たときの駅周辺の人手が絶えない賑やかな金曜の夕方の情景の有り様のどちらが正しいのか惑うこととなった。

コスイベもGOTOトラベルの旅行代金も、クレジットカードで支払っていたので、クレジットカードで返金となった。今月末に引き通される旅行代金の38,000円は、来月には戻ってくるだろう。一つ問題なのは、新規に作ったクレジットカードで、利用額の20%が戻ってくるキャンペーンに応募していたので、6万円分利用の12,000円キャッシュバックを満額で受け取るために1万円ほどの買い物を今月末までに追加でしなければならない。ということで、へたって使い物にならなくなっていたCanon 5DsR用のバッテリーを買った。こんな小さなバッテリーが1個1万円。旧製品より16%程容量が増えたとはいえ、昔の5D系バッテリーはこんなに高かっただろうか。5,000〜6,000円程度だったような気がするのだが。