野外でストロボを使って撮影! – 空の色を出しつつモデルも背景も明るく撮る方法

野外でストロボを使って印象的な写真に仕上げる!

今年は暖冬だと思っていたが、先日コスプレの聖地となっている某公園で撮影した時は、昼間は快晴で夏ではないかと思うほど暑かったものの、日が暮れ始めると大気に冷たさを感じるようになり、日没前には寒さで手がかじかんだ。やはり冬は冬なのだと痛感した次第だ。

撮影者はよく動くしカメラを握っているので体は温まるものの、モデルであるコスプレイヤーはじっとポーズを取りあまり動かないので、カメラマンよりも寒さを感じるようだった。

しかしながら夕暮れ時になると、カメラマンも寒さで手がかじかみ衣服で覆われた部分も冷たい大気が伝ってくるようになり頭がスムーズに働かないほどに撮影にストレスを感じるようになった。そうなるとよりよく撮れるように工夫したカメラの設定やアイデアなどが出づらくなる。よく考えてみれば今は2月、一番寒い時期だが、先月までは夜に散歩に出歩く時もコートいらずの日が多かったので油断していたのだった。

そうなると貼らないカイロが非常に重宝する。かじかんだ指を温めるのにちょうど良いし、寒さのせいでカイロが余計に暖かく感じる。次回は山の上で撮影するので、貼るカイロと貼らないカイロを忘れないように持って行こうかと思っている。

今回の記事では夏のような暑さの日中に撮影した写真について解説して行く。暑く感じたのは広大な公園の敷地内を撮影場所を探して、スタジオ撮影の時と変わらない装備で歩き回ったせいもある。公園とはいっても丘になっており、ちょっとしたハイキングだ。

今回はストロボとアンブレラを使って撮影した。野外でのストロボ撮影について詳しく解説していく。(全文:5,400字)

今回使用したライティング機材