正面からストロボを当ててモデルを綺麗に撮る方法

ストロボ光を正面から当てて撮る。

普段ソフトボックスやアンブレラなどを使って撮っていると、撮り方が一律になって、ライティングのバリエーションに乏しくなってくる。今回はいつもとは違うライティングで撮ることになった。

ソフボやアンブレラに慣れると、正面からストロボを光らせて撮るという方法を軽視しがちだ。下手をすればその方法こそが正しいと思い込んで他の方法を排除してしまうことにもなりかねない。或る女性がスマホやインターネットを使いこなして人生を謳歌しているというツイートが流れてきたが、それは最新のテクノロジー製品に対する知識云々というよりも、柔軟なものの捉え方で新しい環境に適応することに優れているという趣があった。頭の硬い考え方とは対極にある。

今回は正面からストロボを当てていつもとは違う絵作りで撮る方法を解説していきたい。撮影場所は阪急上新庄駅もしくは大阪メトロ今里筋線だいどう豊里駅が最寄りのレンタル撮影スタジオ・ポムスタ。お手頃な価格でカラーバック紙を用いた撮影が出来る。

それでは撮影の流れから必要な機材まで順を追って解説していくことにしよう。(全文:4,400字)

今回の撮影で使用したストロボ