屋内での人物撮影で、自然光を生かしつつストロボを使う理由

自然光を生かした撮影。

秋薔薇のコスプレイベントが開催された滋賀県米原市にあるローザンベリー多和田。ここ最近の冷え込みで薔薇の方は開花が遅れてしまい時期に間に合わなかったが、他の絵になりそうな撮影スポットを巡って色々と撮っていくことになった。

マナーハウスがとても象徴的で、この真新しいピカピカの建物の裏には、設計者がこだわり抜いた様々な花が咲き誇る庭園が広がっている。庭の薔薇の景色は秋色に染まっておりウェブサイトの写真で見る限りでは5月の方が明るくて良さげだった。

マナーハウスの中で撮る事になった。中がどのような内装になっているのか興味津々で入ってみると、おとぎの国の王子様やお姫様、或いはメルヒェンの世界の住人達が似合いそうな色の部屋がふたつあった。

今回は屋内で自然光を生かした撮影方法について見ていきたい。屋内3箇所で撮影した写真をもとに、自然光に加えてストロボ光を使う理由について解説していく。(全文:3,000字)

今回の撮影で使用したソフトボックス