小さなスペースで撮るときにイメージが最適になるレンズとライティング技法

小さなスペースにシックリと来るレンズ選び。

4ヶ月ぶりにハコアム大阪に行ったら、八階のフロアが改装されていた。色調が統一されたボックス型のブース2つの他に、繁華街の路地裏のゴミ捨て場のようなスペースが出来ていて、他は黒い壁だけが残され広くスペースが空いている。前に来たときは全面屋台になっていたが、その前は藤や竹の細長いスペース、宗教画がたくさん掲げられていたゴシックスペース、障子に龍が描かれた和室、あとは子供部屋だった。

ボックスはポップとレトロが入り交じったデザインで今流行の80年代を彷彿とさせる。ブラウン管テレビ、ラジカセ、当時のアニメ、ミレミアム前後に「Think different」のキャッチコピーで話題になったスケルトン型のiMac。そこそこ狭いように思えるが、コンパクトで収まりが良い。

初めてのブースだとどうしてもどう撮れば良いか迷う。試行錯誤した末の作例に辿り着いたその過程を書き綴っていきたい。小さなスペースで撮るときにイメージが最適になるレンズと、定常光を行かしたライティング方法について解説していく。

ここ最近ハコアムではコスパのよい5時間チケットを買うことが多い。チケット代が値上がりして1Dayは少し高いと感じるし(特に休日)、レイヤーさんが1着の時はカメラマンは撮影開始時間に来たら5時間で撮れてしまうので、1Dayチケットを購入するのが勿体ないというのもある。(全文:2,900字)

今回の撮影で使用したライティング機材