夜、定常光のみで撮影した写真をリアリティのある色味に仕上げる考え方

リアリティのある写真に仕上げる。

正直な話、ロケ地にライティング機材を持っていくのは面倒くさい。荷物は多くなるし、重いので移動時に疲労する。

なぜライティング機材が必要なのか。モデルを綺麗に撮るためだ。表現の幅も広がる。何より暗い夜撮影ではモデルを明るく照らすためには必須のイメージがある。

しかしながらどうしてもロケ地にライティング機材を持っていけないという事もある。そこで現地にある定常光だけで撮ることは可能だろうかと試してみることにした。

今回は夜にストロボを使わず、定常光だけで人物を撮る方法について解説していきたい。同時に定常光でリアリティのある色味に仕上げる考え方についても開陳する。(全文:2,100字)

今回の撮影で使用したレンズ