スタジオに設けられた風鈴のトンネルで人物撮影する時のライティングとカメラの設定

風鈴のトンネルでインパクトのある写真を撮るには?

夏、ハコアム大阪では7階ハコプラスの半分を使って屋台ブースが出来上がる。「いつの間にこんなお祭り空間が」と毎年のように驚くが、今年は8階のスペースを丸ごと使って屋台ブースが構築されていた。元々和室があったり、藤の花や竹スペース、キリスト教の絵画をたくさん掲げたゴシックスペースがあったのだが、それらを全て取っ払って夏限定でやるらしい。今年の夏もいつの間にかもう終わってしまったから、次に訪れた時にはまた別のブースが出来ているかもしれない。

屋台ブースは撮るのが難しい。広いスペースを使っているだけあって、寺か神社のフォトスポットにあるような風鈴の通り抜けも築かれていたが、どう撮れば良いのか最初難儀した。他の屋台も同じようにどう撮れば良いのか難しかった。今回はその理由と、試行錯誤の末に導き出した答えを紹介していきたい。(全文:2,500字)

今回の撮影で使用したストロボ機材