はがきデザインキットがアップデートできない & 通信面デザイン欄にテンプレートのイラストがドラッグ&ドロップできないときの対処法 – 年賀状印刷の方法も解説

去年インストールしたはがきデザインキット2019で通信面をデザインしようとしたら、イラストがドラッグ&ドロップできなかった。

年賀状を作成するために去年iMacのパソコンにインストールした「はがきデザインキット2019」を立ち上げたら、起動画面でアップデートを促されたので、OKボタンを押すと、インストーラの要件が揃っていないとか何とかでアップデートできなかった。

仕方なしに2019年版を立ち上げて、通信面(干支や富士山や初日の出の絵や写真などを印刷する方)をデザインしようとして、年賀状用の毎年使えそうなテンプレートの絵を右から左にドラッグ&ドロップしてみたが、いっこうにデザインされない。

何度試しても通信面のデザインが白いまま。

仕方が無いので、郵便局のサイトに繋いで2020年版をダウンロードしてiMacにインストールしようとしたが、こちらもAdobeフラッシュの設定をしてくれとの警告が出て、一向にダウンロードできない。

サンドボックスの制約を削除する | Safari プレーヤー(adobe公式サイト)

とりあえずリンク先にあるダウンロードに躓いたときのSafariの設定方法を確認して実行してみたが、それでも症状は変わらずダウンロードできなかった。

確かAdobeフラッシュは今後使われなくなる方向だったのではないだろうか。

郵便局の公式サイトから必要なアプリをダウンロードしてインストールで解決!

そこで「はがきデザインキット 使えない」で検索すると、以下の郵便局の解説ページが出てきた。

はがきデザインキット2020 別の方法でのインストール(郵便局公式サイト)

自動インストーラーが正常に作動していないから、手動でインストール必要があるという。

はがきデザインキットを手動でインストールする方法

ダウンロードしたり解凍したインストールファイルたち。

1.Adobe AIR ランタイムをインストールする。

郵便局の解説サイトのリンクから「Adobe AIR ランタイム」アプリをダウンロードする。ダウンロードが終わったらダウンロードフォルダにある「Adobe AIR ランタイム」のアイコンをダブルクリックして実行。指示に従いインストール。

2.はがきデザインキットをインストールする。

同じ郵便局の解説サイトのリンクから「はがきデザインキット」アプリをダウンロード。ダウンロードフォルダにある「はがきデザインキット」のアイコンをダブルクリックして実行。指示に従いインストール。

インストール画面で2019年版を削除してインストールするか聞かれるので、OKしてインストールを完遂させる。

無事インストールできたアプリを立ち上げて、はがきの通信面に右側に並んでいる年賀状のテンプレートのイラストを1枚選んでドラッグ&ドロップすると、無事左のデザイン面に反映された。

我が家では今年いっぱいで年賀状を送るのを止めることにしたので、年賀状の通信面に、「誠に勝手ではございますが、本年をもちまして年賀状の送付を辞退させて頂きます。今後はメールや電話などでのご挨拶でよろしくお願いいたします。」という一文を書き添えておいた。

プリンターの設定

通信面を印刷してから、宛名面を印刷することにした。調べてみると逆の方が良いらしい。

はがきデザインキットから宛名面の印刷を実行すると、プリンターの設定画面に移行する。ここで問題となるのが、印刷の部数だ。はがきデザインキットの宛名面印刷画面には、住所録に登録してチェックを入れた住所と氏名のプリントイメージがズラリと並んでいる。

ここでは1部を設定すると、チェックした住所録の宛名分の枚数がきちんと印刷される。25枚分の送付先宛名があれば、1部に設定すると25枚プリンターで印刷されることになる。いうことは部数を2や5など複数に設定すると、同じ宛名が印刷されてしまうことになるから注意が必要。

部数は1に設定。

ちなみに上の設定画面のスクリーンショットにある「年賀状 宛名面-1」の項目は、自分であれやこれやの項目を調整して保存した設定。

1つ前の項目のプリンタ用紙には、はみ出し印刷なしの「はがき」を選択した。郵便番号が枠の上によったが、住所と名前ははみ出さずに印刷することが出来た。

用紙サイズは「はがき」を選択。

はがきの宛名面を印刷するときの、プリンターにセットする「はがき」の向きは、印刷実行直前にイラスト付きで表示される。

はがきの向きを間違えるとすべての年賀状が台無しになる。印刷実行を焦らないでしっかりチェック!