コスプレ撮影現場でもよく見かけるようになったGodox AD400Proはコスパに優れた大光量フラッシュ

コストパフォーマンスに優れた大光量フラッシュGodox AD400Pro
コストパフォーマンスに優れた大光量フラッシュGodox AD400Pro

大型合わせの撮影で背景は暗く、人物は陰影をつけて明るくという要望を戴いて撮影してきたのだが、また機材の壁にブチ当たった。今までに撮影してきた25人前後の大型合わせがハウススタジオや白ホリゾントといった場所で、即ち全体的に明るめに撮っても構わないので、絞りを絞っても、ISO感度を画質が許す限りめいいっぱい上げて、あらゆる角度からストロボ光をめいいっぱい光らせれば、全員に光が均等に回り綺麗に撮れるというものだったので、制約が少なかった。

しかし背景を暗く落として陰影を強くつけてとなると、1灯もしくは2灯を同じ位置で片側から,強い光をめいいっぱい当てる必要がある。もちろん背景を暗く落とすためにはISO感度は低く設定して、背景に届きそうなストロボ光が増感しないように注意しなければならない。するとストロボの光量が全く足りないことに気づいた。

また背景を暗く落とすためには、背景の壁と被写体との間の距離を大きく取れば良いのではないかとも考えたが、やってみたもののあまり効果はなかった。以前撮影した巨大な白ホリゾントと比べると、余り大きく距離は取れない。

これはモノブロック並みの光量があるストロボがいるなぁと、profotoのB1XやB10を視野に入れたが、どちらもトランスミッターなど全部揃えると、20万、30万円超えする。

たまたまツイッターを見ていたらTLにライティングを解説しているツイートが流れてきた。ソフトボックスはprofoto製だが、ストロボはGodox AD400Proという製品だった。400Ws 2.4GワイヤレスTTLスピードライトとある。

写真を見ると90×60サイズのソフトボックスが全面白く光っている。キヤノンのストロボだとここまで広く光っただろうか。

価格は7万円と、ビックカメラの実店舗で価格確認したキヤノンのストロボとほぼ同額。キヤノンのフラッグシップストロボと同価格で大光量のストロボが手に入るならコスパはかなりいい。アマゾンのレビューでも好評みたいだし,気になるのは耐久性だが、こればかりは実際に使用してみないことには分からない。

以前記事にもした野外ロケでの日中シンクロにもパワーを発揮しそうだ。

野外ロケ撮影で大光量フラッシュが必要になる理由

とりあえず購入候補に入れておくことにした。