木々や落ち葉を利用して、背景をキラキラに写す方法

落ち葉も暈かせばキラキラに出来る。
落ち葉も暈かせばキラキラに出来る。

野外でのポートレート撮影と言えば、絞りを絞ってパンフォーカスで撮るよりも、絞り開放で背景を暈かして撮る方がモデルが際立ち美しく撮るのが常道なのは、写真撮影に慣れた人には言うまでもない事だろう。

しかしただ背景を暈かすだけでは物足りなさを感じる。どうせなら背景をキラキラに暈かしたい。丸ボケを演出したいと思うもの。

開放F値の小さい大口径レンズを使えば、モデルを喜ばせることの出来るキラキラ写真を簡単に撮ることが出来る。

まずは緑の葉が生い茂っている木々を背景にする。もしくは坂になっている地面に落ちている枯れ葉でも良い。

モデルとキラキラに写したい背景との距離を適度に取る。そしてF1.4やF2.2位まで絞りを開けてシャッターを押す。

背景の木々がキラキラになった。
背景の木々がキラキラになった。

これだけで背景がキラキラになる。木々の場合は、しゃがんでローアングルで撮った方がキラキラになりやすい。葉とその合間から見える空を暈かすことで、葉だけをキラキラさせるよりも、よりキラキラになるというわけだ。

要は背景となる緑の葉や落ち葉などを撮影現場で探せば良い。ただ開放で撮ることに飽きてきたら、次のステップとして背景探しをするのも良いだろう。