etoile studio

初めてのスタジオで大型撮影を上手く撮る為の思考法

初めてのスタジオでは咄嗟の判断が重要になる。

初めてのスタジオでは咄嗟の判断が重要になる。

初めて撮影に行くスタジオというのは、どう撮ったら良いのか勝手が分からないものだ。ホームページの写真を見たところで、サイトで見るのと実際に現場に起つのとでは印象が異なってくる。せいぜい、ストロボはこれくらい必要で持って行くレンズはこれが良いだろうと予想を付けるのが関の山だ。

今回撮影に訪れたスタジオは、大阪市営地下鉄阿波座駅から徒歩1分のスタジオユニット阿波座。駅チカなのは良いが、駅構内の通路が結構長かった。

入ってみるとなかなかに広い。白のカーテンとソファー、もう片面にはコンクリートの壁。とりあえずスタジオが暗めなのでストロボを使った撮影がしたいと依頼主のレイヤーさんに言われていたので、ストロボは4灯持ってきた。5人以上の大型撮影ではストロボは最低4灯は必要だと、前回の大型撮影で痛感したからだ。

さて、どう撮るか。全くのノープラン。レイヤーさんとあれこれ話して、最初は白のカーテンを背後にしようとソファーを動かしたが、片側のコンクリートの壁の方が雰囲気が出るんじゃないかという事もあり、ソフトボックスをセッティング。

このスタジオはスモーク撮影も出来るとのことで、炊いてみた。今回スモーク撮影は2度目だ。四六時中炊けるわけではなく、ある程度時間が経てば休ませないといけないので、使えるときが限られてくる。

スモークとストロボを使って、ライブ会場っぽい演出をしてみた。

スモークとストロボを使って、ライブ会場っぽい演出をしてみた。

時間が制限されると、心理的に圧迫されて撮りづらい。バタバタするし、焦りが生じる。それに二度目のスモーク撮影なので、どんな風に使えば効果的なのか、まだよく分かっていない。ホームページの写真には、スポットライトを用いた美しい作例が掲載されていたが、これを再現するとなると、白カーテンを背景にしなければならない。

試行錯誤しながら撮っていった。何事も経験を積まなければいけないなというのが率直な感想。4年撮っていても分からないことは次から次へと出てくる。

結果的に今回の撮影でも得られる物がたくさんあったし、スモーク撮影の経験値が上がった。全員を均等に明るく撮らなければならないなど、ライティングの難易度も高い大型撮影で得られる経験は計り知れない。