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遠くのプロより近くのアマチュア?シェアスタジオにおけるカメラマン同士の交流

シェアスタジオではカメラマン同士で情報交換をすることも或る。

シェアスタジオではカメラマン同士で情報交換をすることもある。

先日スタジオをシェアした際に、相手のカメラマンとしばし歓談を楽しんだ。コスプレイベントやアミューズメント系スタジオでは、カメラマンと会話を交わすことはほとんどない。人の流れが極めて流動的なそれらの空間は、外の通りと同じようなものなので、顔見知りでないもの同士が挨拶を交わす必要もない。自然会話も生まれない。

それとは正反対に、スタジオをシェアした際は、隠れる場所のない狭い空間を面識のないカメラマンと共にするので、礼儀として必然的に挨拶を交わし、会話の糸口を探ることになる。

その日のシェアのカメラマンの装備は凄かった。キヤノンのフラッグシップストロボを4,5灯と、一つ下のクラスのストロボを2灯程持ってきていた。ソフトボックスもProfoto、カメラも1DXと、コチラとほぼ同じ装備。いくつものカメラ専用のバッグに、幾本ものライトスタンド、撮影用の小道具もたくさん持参していた。

同じような機材を揃えているカメラマンだと、会話も捗る。お互いのレンズも見せ合うことになったのだが、焦点距離におけるレンズ構成はほぼ同じだった。

カメラとレンズ、ライティング機材などが似ていると、撮影における悩みや楽しみも分かち合える。また良き相談相手にもなるし、有益な情報交換も出来る。

狙っている超望遠ズームレンズがあったのだが、意見を聞いてみると、やはり純正レンズの方が写りが良いらしい。お薦めは最近発売されて数ヶ月納期待ちのCanon EF100-400mmとのことだった。飛行機撮影を想定に入れていたのでいろいろ聞いてみたが、コスプレ撮影よりも風景撮影をメインに活動されているカメラマンの方で、そちらの方面でも良い意見を聞くことが出来た。

今までも色んなカメラマンの方と機材や撮影方法について会話を楽しんだことがあるが、やはり色々有益な意見を聞くことが出来た。カメラ、レンズ、ライティング機材、これらの情報はカメラ雑誌などで仕入れることも出来るが、プロの意見が必ずしも正しいとは限らない。カメラ雑誌という性質上、メーカーの意向を強くを受けた記事が掲載されている可能性も否めないだろう。

やはり実際にその機材を使っている人の意見の方が為になる。遠くのプロより近くのアマチュアと言ったところだろうか。それらの貴重な意見を自分の中に取り込み、自分自身の体験と混ぜ合わせて噛み砕き、何度も試行錯誤を繰り返して、己の撮影スタイルに落とし込んで確立していく。アマチュアカメラマンは孤独な生き物なので、カメラやレンズの話をする愉しみもたまには味わいたいのだ。