etoile studio

Canon EF24mm F1.4L Ⅱ USMでカッコいい人物写真を撮ろう

24mmの広角レンズでコスプレ写真に挑戦する。

24mmの広角レンズでコスプレ写真に挑戦する。

24mmという焦点距離は非常に悩ましい。通常この手の広角レンズは風景写真を撮るのに良いとされている。作例で人物写真に使っているのを余り見かけない。

理由の一つには歪みが激しいこと。故に人物の顔を中央に置かないと、つまり日の丸構図で撮らないと、顔が歪んでデフォルメチックなポートレートになってしまう。構図が限られてくるのだ。

広角レンズ故にパースペクティヴも効く。しかしポートレートで遠近感を効かせた写真というのは、王道ではない。ポートレートを撮るなら、50mmの標準レンズや85mmの中望遠レンズ、それも単焦点レンズを使って背景を思い切りキラキラに暈かして撮りたいと思うもの。

パースペクティヴを効かせたポートレート写真はあくまでオマケのようなもの、付随的なもの、正統なポートレートの撮り方がちょっと退屈になった時のお遊びのようなもの、という認識が強い。

故に人物撮影の時に、このレンズを持って行くべきかいつも迷う。集合写真を撮るにしては歪んで使い物にならないし、ピンショットでもなかなか出番がない。少しでも荷物を減らしたい時には、家の防湿庫に眠りがちのレンズだ。

それでも持って行きたいと思うのは、コスプレ撮影の場面においては、上から撮った時にパースペクティヴの効いたスマッシュショットが撮れる時があるからだ。

しかし広角レンズで思い切りパースを効かせて撮るというやり方は、誰にでも思いつく通常の撮り方だ。どうせならと思い、日の丸構図で撮ってみたら、思いの外良い感じの写真になった。

絶妙なポージングと広角レンズの足長効果が相乗効果を生み出した。

絶妙なポージングと広角レンズの足長効果が相乗効果を生み出した。

広角レンズだが顔は歪まず、伸ばした足がレンズの特性によりスタイリッシュに伸びている。また一つ広角レンズの撮り方を会得した日だった。