ヘビーなXperia(Android)ユーザーがiPhone 7 plusに乗り変えた理由

iPhone 7 plusは手にしているだけで創造性を高めてくれる。
iPhone 7 plusは手にしているだけで創造性を高めてくれる。

突然だけれど、ドコモショップでスマホを機種変更した。

SonyのXperiaを2年4ヶ月ほど使い続けてきたのだけれど、最近になって電池の減りが早いかなと感じ始めて、今使っている機種に不満を覚え始めていた。

あと撮影中に脚立から落っこちて外装が割れたままになっていたので、何だか縁起も悪いし、これを機に機種変してしまえという事で、ドコモオンラインショップで色々検討。その結果、Xperia飽きたからiPhoneにしようと思い立った。

実はアップルはパソコンもスマートフォンもスマホもタブレットも携帯プレーヤーも使ったことがない。いや、携帯プレイヤーはitune nanoは使ったことがあるけど、アップル製品の真の魅力を知るには小さすぎた。

アップル製品には前々から憧れがあって、Think Differentのキャッチコピーでカラフルで半透明なデスクトップパソコンiMacのCMを見て以来の片思い状態。Windowsをガッツリ使ってきた僕としては、アプリケーションのことも有礼香恵に尻込みしていた。そこで身近な生活必需品であるスマホから、アップル製品に乗り換えてみることにした。

ドコモオンラインショップで下調べしてから実店舗へGO!!

ドコモオンラインショップでXperiaの新機種を選んだら、1万円引きのクーポンが表示された。安いからXperiaにしようかとも思ったのだが、iPhoenへの魅力が日増しに高まる。

さて、今使っている外装が割れたXperiaはどうするか。せっかく良い機種だし、修理に出して予備機に使おうかと思い立ったが、契約しているXperiaを修理に出して、その日のうちに機種変は可能だろうかという疑問が頭をもたげ、ドコモショップに赴くことにした。

ドコモショップで30分ほど待たされてから、カウンターへ通される。恐ろしいほど接客が丁寧。まるで一流ホテルにでも訪れたかのようだ。

早速疑問をぶつけてみたら、修理に出したその日の内に機種変は可能とのこと。契約している機種なら外装修理は5,000円程度で済むが、機種変してから修理に出してしまうと、15,000円くらいかかるとのことだった。うろ覚えだが保障対象にならないスマホの修理金額の上限は65,000円という話だったので、修理に出してから機種変することに。

外装修理なので、ケータイ補償を使わなくても、修理費は5,000円程度で済む。2~3週間程度かかると言われた。修理が終わったらまたドコモショップを訪れなければならない。

XperiaユーザーがiPhoneを選んだ理由

ここからは機種変の話に。iPhone7Plusを選んだ。今使っている機種よりも大きい画面で電子書籍を読みたいし、図版のある電子書籍も今までよりも読みやすいかも知れない。大きいが、それ程持ちにくいというわけでもない。

色はブラック・ジェットブラック・ゴールド・ローズゴールド・シルバーの5色。ゴールドを狙っていたが、本音を言うとローズゴールドにしたかった。写真で見るとゴールドは色が派手派手しい印象があったからだ。ローズゴールドの方が優しくてココアのような色合いで良い。

ネットで色々調べてみると、人気色はブラックの二種で、次にローズゴールド、ゴールド、最下位はシルバーだった。シルバーと言えばアップルのコーポレートカラーのようにも思われるが、皆シルバーに飽きたのだろうか。

ブラックには2種類あって、マットな質感のブラックと、光沢のあるジェットブラック。ただジェットブラックは指紋や傷がつきやすいと、ドコモショップのお姉さんも言っていた。だからスマホケース必須なのだという。

ブラックにしようか迷った。黒一面iPhoneから立ち上がる画面も魅力的だ。最近は女性も好んでブラックを選ぶという。しかし大勢の人が選ぶ色と同じというのは僕のポリシーにも反する。それに趣味の撮影で、モデルさんがゴールドのiPhoneを持っているのを見て、個性的な色で、とても見栄えが良いなと思ったのだ。

ドコモのお姉さんが機種変の手続きをしている間に、タブレットでアップルのサイトに繋ぎ、どの色にしようか色々検討してみた。最終的に当初の本命の色であるゴールドに決めた。

iPhone 7 plusはカメラの性能が飛躍的に向上?!

巷で言われているカメラの性能には注目しなかったのか?と思われるかも知れない。標準と広角を選べるという。まるでレンズ交換式の一眼レフデジカメみたいだなと思ったが、僕は一眼レフデジカメを所有しているので、iPhoneにそれ程カメラの性能は求めていなかった。求めている性能はディスプレイの大きさと精細な描写、所有しているだけで創造力を刺激するフォルム、それに電池の持ちだ。

ここ最近のスマホのカメラの用途と言えば、コスプレイベントで一緒に速報用や思い出写真撮ったりすることだろうか。スナップ写真には余り使わない。先ほども述べたとおり、一眼レフデジカメを持っているから。スマホで撮った写真はスマホで観れば綺麗に見えるが、パソコンの大画面で見た場合は一眼レフデジカメには到底敵わない。

しかしスマホのカメラの性能がここまで向上した今、コンパクトデジカメはもはやその役割を終えたといって良いだろう。タダでさえスマホは他界し月々の支払いも重くのしかかってくるのに、2万円とか3万円もする中途半端なコンデジを追加で買う余裕はない。余計な荷物だって増える。旅の思い出用ならスマホのカメラで十分だ。画質にこだわるなら一眼レフデジカメかミラーレスだろう。

新しくなったドコモの料金体系

今回ドコモで機種変をするに辺り、コースが大幅に変わることとなった。実質的には値上げだ。Xi→Xiなのは変わらないが、かけホーダイとパケホーダイのコース内容が2年前から一新された。

前回契約したときは3GBのパケホーダイだった。電話はほとんど使わないので、一番安いコースにした。

今回はかけホーダイライトとかけホーダイの2コースとなった。かけホーダイライトは月5分の通話料が無料。かけホーダイは日本国内のどのキャリアや固定電話に掛けても無料という内容だ(0570のナビダイヤル等の有料ダイヤルは除く)。

パケホーダイは2GB・5GB・20GB等が用意されているが、かけホーダイライトを選んだ場合は5GB以上のパケホーダイを選ばなければならず、最小の2GBのパケホーダイは選べない。カケホーダイを選べば2GBのパケホーダイが選べる。商売上手だ。

将来性を考慮して国内通話無料のカケホーダイに!

インターネット代やスマホ代を安くするのは確か安倍首相が掲げた国策だったと思うが、僕の場合は結果1,500円程度の値上がりとなってしまった。というのも僕は家で仕事をしているので、スマホをwi-fiを介してネットサーフィンする事がほとんどだ。なので月に使用するパケット量に1GB程度で、2GBを越えることがあるのは、誤ってネットをLTEの設定にしたままの時だけだった。

一方でスマホで電話することもほとんどない。友人との連絡はすべてLINEで事足りているからだ。

しかしこの新料金体系はヘビーユーザーにとっては値下がりしたのかも知れない。一応書き添えておく。

パケット容量を取るか、通話し放題を取るか迷ったが、前述した理由でパケットの容量を5GBにしても、80%以上は使用しないしもったいないので、全国どのキャリアに掛けても無料のカケホーダイを選んだ。これから電話を使ったコンサルタント業務の仕事で使いまくるかも知れない。

家にはパソコンがアリ光回線も通っているし、これ以上ネットばかり増やしてもしょうがないので、通話というアナログ面を強化するという選択だ。

2年契約をすることで「月々サポート割」という割引サービスが受けられる。更に冬のお取り替え割りで、年で5000円ほど安くなる。以前はドコモの155にかけて他のキャリアへの移転を匂わせると、引き留め策として5000円から最大20000円の裏クーポンなる物が貰えるというので有名だったが、どうやらこの裏クーポンは廃止されて、お取り替え割りや特定の機種のみに適応される特別クーポンに変わったらしい。

ドコモ or アップル? ケータイ補償に迷う

最後に迷ったのが、ドコモのケータイ補償にするかアップルの補償にするかだ。一番の違いは、ドコモの補償の場合はスマホの盗難や紛失に対応してくれる点、アップルの補償の場合は、画面が割れた場合の修理費が3,000円程度と、ドコモの1間年に比べて安い点。更にはアップルの補償に入っていた場合は80%の電池のへたれ具合という条件で、内蔵電池を無料で交換してくれる点だ。

どちらにしようか迷ったが、先日友人がiPhoneを電車内で落としてしまいあたふたしていたのを見て、ドコモのケータイ補償に加入することにした。そう易々とスマホの画面を割ることはないだろうし、おそらく電池がへたることには新しい機種に変更している事だろう。

最後まで分からなかったのは、ドコモの安心サポートがどうなるかだ。Xperiaであんしんスキャンを使っているが、iPhoneの場合は、このウイルススキャン機能はどうなってしまうのだろう。目下の所調査中だ。

あと懸念なのが、月初めの2日に機種変したのだが、旧機種での契約のパケホーダイは日割りになるのだろうか。それとも一月分支払わなければならないのだろうか。ドコモのお姉さんにもっと詳しく聞いておけば良かった。

オプション品はドコモショップで買うよりもAmazonの方が激安!

契約も無事終え、スマホの液晶シートを薦められる。とりあえず液晶カバーコーナーに案内され、いきなりガラスカバーを薦められた。4000円くらいする高い製品だ。確か2年前に同じ店でXperiaを購入したときは、普通の1,000円程度の液晶保護シートを薦められたが、今回はいきなり高い奴と来た。聞けば皆これを貼って使っているという。

前回はこちらから率先してガラスの保護シートを選んだが、使っている内に禿げてきてボロボロになったので、1,000円程度ので良いかなと思ったのだが、ドコモのお姉さん薦めてくる。落としたときに保護するので、ガラスは割れても液晶は無事という事らしい。

どの製品が良いか聞いたら、結局税込みで5,000円するガラスの液晶保護シートを薦められたので、買うことにした。シートもサービスで貼ってくれるそうだ。

後になって気づいたのだが、これらのガラスの液晶保護シートはAmazonで探せば900円くらいで売っている。どの製品も定価は4,000円前後なのだが、2年前と比べるとエラい値崩れしたものだ。

あと身分証明書である国民健康保険証が2日前に期限が切れたのをど忘れしていたので、24回の割賦販売はならず、一括購入することとなった。今回のお買い上げは11万弱といった所。2ヶ月後に大きな支払いがやってくる。

ドコモオンラインショップが時間もかからずコスパ的に最適!

今回ドコモショップで契約して思ったのが、ドコモオンラインショップで契約した方がお得だし時間がかからないなと思ったことだ。

今回は機種の修理と機種変を一括で出来るかという点と、Xperiaから初めてのiPhoneに機種変という事で分からないことが多かったのでドコモショップに直接訪れたが、次に機種変するときはドコモオンラインショップを利用することと思う。事務手数料2,000円程度が無料だし、説明書さえあれば自分で機種変できるだろう。

ドコモショップに足を運ぶ前にヤマダ電機も訪れたのだが、迷っていると事務手数料分を無料にすると提示してくれた。今回は修理のこともあったので見送ったが、修理がなければヤマダ電機で契約していたかもしれない。

お安くなるSIMも検討したが、手続きが色々面倒そうだし、もう8年以上も使っているし、品質が信頼できるという事で、ドコモで継続した。

XperiaからiPhoneの機種変更の参考にあれば幸いである。