キヤノンのフラッグシップストロボ、600EX II-RTが新発売!

キヤノンの新型フラッグシップストロボ、Canon 600EX II-RT。
キヤノンの新型フラッグシップストロボ、Canon 600EX II-RT。

Canon 430EX III-RTに引き続いて、フラッグシップスピードライトの600EX II-RTが7月上旬に発売されるとキヤノンから発表があった。

アクセサリー|スピードライト600EX II-RT概要(キヤノン公式ホームページ)

そろそろ出るかと思われていたが、こうしてスペックを見ると、パッと見、違いが分かりづらい。発光量を示すガイドナンバーは双方とも60で、照射角も20mm-200mmまでをカバーしている。電波通信ワイヤレス機能に対応し、多灯ストロボで撮影する際に、カメラとストロボの間に障害物があっても光らせることが出来る。防塵防滴機能も備わっている。

改めてキヤノンの公式サイトの商品解説を読んでいると、自分が使っているのは高性能なストロボなのだなと実感する。雨の中に晒したり、何度もコンクリートの地面に倒したりと、ちょっとぞんざいに扱いすぎていた。

旧型と異なる点は、連続発光回数が1.5倍に増えた点と、ストロボの発光モードとマスター・スレーブなどの選択表示がそれぞれ一括で表示され、操作性が向上した点。

7月に同時発売されるコンパクトバッテリーパックを使えば、連続発光回数をさらに1.5倍~2倍に増やすことが可能となる。

また、「調光量優先」の初期設定が「シャッタースピード優先」となり、連続撮影時のクイック発光も設定の変更なしで行えるようになった。

多灯ストロボで撮影する場合、マスターストロボに各ストロボの充電状態が表示されるようになった。チャージされていない状態でシャッターを押してしまい、ストロボが光らなかったために真っ暗な写真になってしまったという失敗も避けられる。

カラーフィルターも填め込み型のハードタイプの製品が同梱される。

メーカー希望小売価格は、72,000円(税込77,760円)。