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EOS 5Dシリーズ11年の進化!5Dmark4と初代5Dの性能比較!

初代5Dの性能と比較してみると、Canon 5DmarkIVがいかに高性能かが実感できる。

初代5Dの性能と比較してみると、Canon 5DmarkIVがいかに高性能かが実感できる。

キヤノンのサイト内にも特設ページが開設され、いよいよ盛り上がりを見せるCanon EOS 5D MarkIV。これだけ5D系の一眼レフデジカメにネームバリューがある理由は、やはり初代EOS 5Dが世界に先駆けて一眼レフデジタルカラの分野でフルサイズを実現した機種だからだろうか。購入予定はない筆者でも、特設サイトやネット上の意見を見聞きしているだけでワクワクさせてくれる。

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今から11年前の2005年8月に初のフルサイズ一眼レフデジカメEOS 5Dが発売された。当時の実売価格は約30万円だった。2代目の5Dmark2では動画機能が搭載され、3代目のMark3は2000万画素台を実現。5D系は多くの一眼レフデジカメユーザーが期待を寄せる、エポックメイキングな機種と言えるだろう。

そこでこの11年で初代5Dから、どれだけ性能がグレードアップしたのかを振り返ってみたい。

Canon 5D Mark4 vs 初代5D スペック比較表

Canon 5Dmark4と5Dの性能比較
Canon 5Dmark4 Canon 5D
外観 Canon 5DmarkⅣ 初代EOS 5D
有効画素数 約3040万画素 約1280万画素
画像エンジン DIGIC6+ DIGIC2
ローパスフィルター
測距点 61点 9点
測光 15万画素RGB+IR測光センサー(近赤外光) 35分割SPC
低輝度限界
(静止画)
EV-3 EV-0.5
連続撮影速度 約7コマ/秒 約3コマ/秒
常用ISO感度 100~32000(拡張:最小50・最大102400) 100~1600(拡張:最小50・最大3200)
記録画素数 6720 × 4480ピクセル 4368 x 2912ピクセル
モニター 3.2型TFT液晶モニター・約162万ドット 2.5型TFT液晶モニター・約23万ドット
タッチパネル ×
動画記録方式 4096×2160(4K):29.97p
1920×1080(Full HD):59.94p
1280×720(HD):119.9p
×
映像記録/圧縮方式 Motion JPEG
ALL-I(編集用/I-only)、IPB(標準)、IPB(軽量)
×
フリッカーレス ×
GPS機能 ×
wi-fi機能 ×
タッチパネル ×
記録媒体 コンパクトフラッシュカード/SDカード コンパクトフラッシュカード
重量 約890g 約810g
サイズ 約150.7(幅)×116.4(高さ)×75.9(奥行)mm 152(幅)x113(高さ)x75(奥行)mm
シャッター耐久 15万ショット 15万ショット

画素数は約3倍、画像エンジンは4世代の進化!

画素数から見ていこう。5DMark4が3040万画素に対し、初代5Dは1280万画素。語呂が良い。所有していたカメラだけに今でも覚えている。11年で約3倍の画素数を誇るようになった。

画像エンジンは初代5DはDigic2。この頃はまだ画像エンジンが何であったかも知らなかったので、どのような性能すらも解っていなかった。当時のパンフレットに詳しく載っているかも知れない。

数字だけで見ると、映像エンジンは4世代進化したことになる。ノイズ処理や階調性、ダイナミックレンジも向上したことだろう。

測距点は約7倍の増加で使いやすい機種に

初代5Dの測距点は驚きの僅か9点だった。確かに9点は使いづらい。ASP-C機と同等の少なさだ。5D mark4の61点の測距点の使いやすさは進化の賜だろう。

暗所でのAF性能も飛躍的に向上!

低輝度限界、すなわち暗い場所でもAFが合いやすいかどうかの目安は、初代5Dは-0.5。暗所での撮影に苦労しそうだ。その点5Dmark4は暗所での撮影もストレスなく行えそうだ。

連写性能は2倍以上の向上!動体撮影にも十分対応出来る機種に進化!

連写性能は5Dmark4が1秒間に7コマなのに対して、初代5Dは3コマ。これも2倍以上の進化となっている。おそらく体感できる程の進化だろう。

常用ISO感度は20倍に!ノイズ低減性能の向上の証!

ISO感度は5Dは1600しかなかった。拡張でもその2倍の3600。加えて古い機種なのでノイズも出やすい。初代5Dユーザーが5Dmark4に乗り変えたら、ノイズの少なさや写真の美しさに度肝を抜かれる事だろう。

記録画素数は1.5倍に!どのシーンでも満足のいく大きさ!

記録画素数は一回り大きくなった感じだ。初代5Dでも十分な大きさだが、大きい印刷やストックフォト用の写真を撮るとなると物足りなさを感じる画素数だった。5D mark4はその点、十分な画素数となっている。

一眼レフデジカメで4K動画が撮れるまでに!

動画撮影機能は初代5Dには付いていなかった。2代目から搭載されることになるが、当時は喉から手が出る程欲しかった物だ。もっと購入を送らせておけば良かったと。でも結局の所、今所有しているカメラも動画機能はあるが余り使ってはいないのだけれど。

とはいうものの4K動画まで撮れるようになる、しかもAF性能も付随しているとなると、家庭用のビデオカメラの存在意義は・・・?となる。ソニーから30万円で発売されていたビデオカメラが昔欲しかったものだが、それを買わなくても一眼レフデジカメを買えば、素晴らしい静止画とシネマ規格に対応した美しい動画が撮れるのだから、デジカメ一台ですべての用を成せるのは余計な出費も減って嬉しい限りだ。

背面液晶モニターの美しい描写が現場での撮影意欲を刺激しモデルも喜ばせる!

背面液晶モニターも大きくなったし、ドット数も上がった。5Dを使っていた頃は、最新機種のASP-C機の方が、液晶モニターで見た写真が綺麗だった。もちろん実際のデータをパソコンで見ると、初代5Dの方が美しい写真を紡いでいたのだが。5Dの液晶モニターは経年劣化のせいか、元からそういう性能なのか黄ばんでいた記憶もある。

5Dmark4はドット数も飛躍的に向上したので、綺麗な表示であることは確かだ。モデルにデータを確認して貰う時に、「凄く綺麗!」と喜んで貰えそう。

11年前には存在すらしなかった贅沢な機能が満載!

タッチパネルやGPS機能はなし。当然ながらwi-fiもこの頃はサービスそのものがなかったので、ついていない。IT進化はめざましいものがある。この頃はまさかカメラにインターネットの機能が付くなんて想像もしていなかった。フリッカーレス機能が付いているのも屋内スポーツ撮影派には喜ばしい。

スロットも増え、SDカードにも対応!

記録媒体はコンパクトフラッシュカードのみ。あのゴツくてチョットお高めの製品だ。それもワンスロットのみだった。SDカードが使えるようになって、大容量でも安く購入することが出来るようになった。

性能や機能が向上したにもかかわらず重量はほんの少し増えただけ!

重量は初代5Dが80g程軽いが、サイズはそんなに変わらない所を見ると、GPSやwi-fi機能の搭載がその差だろうか。

こうしてみると、4代目の5Dmark4は初代から飛躍的な進化を遂げたのが見て取れる。購入しても後悔することのない最強の一眼レフデジカメであることは間違いないだろう。